木造 TRÄ(ツリー)

北欧ホームズで最もお求めになりやすく、フレキシブルな構造となります。
いわゆる木造在来工法。日本で最も多く使われている工法です。

防災

【地震】

耐震等級3を取得。フルプレキャストに比べ揺れは大きい物の、耐震等級3であれば近年の大地震で大きな被害は出ていません。

【水害】

木造の最も苦手な災害が水害です。
ハザードマップの確認、外構での対応、盛り土、火災保険の水災特約の活用、などトータルで対応していきます。

【火災】

燃える木で作られた木造は火災に対してどうしても脆弱です。
近年激しい燃え方をする火災では、樹脂系断熱材が原因ではないかという考え方もあります。
そのため北欧ホームズではガラスで作られたグラスウールを外断熱に使用することで、それ自体も燃えませんし、一種のファイヤーストッパーとしています。

断熱

【W断熱】

内断熱、外断熱どちらが良いかと言う時代では無く、どちらも使わないと求められる性能が達成できない時代です。私たちは内外断熱とすることにより断熱等級6,7を狙っていける性能としています。

~充填断熱~

木造ならではの柱と柱の空間に105mmの断熱材(グラスウール)を充填します。これがまず基本の断熱となります。
この充填断熱材は湿気の影響を受けやすいため、部屋側にシートを貼ることにより湿気をシャットアウトすると共に、建物の気密性を確保します。

~外断熱~

断熱等級7を確保するためには充填断熱だけではたりません。そのため壁外に断熱材を張り込むことにより断熱をより強化していきます。

外断熱では樹脂で出来たパネル式の断熱材が使いやすく魅力的なのですが、火災が心配なため標準でグラスウールでの外断熱としています。

そうすることによりガラスで出来たグラスウールは積極的に燃えることがありませんので、一種のファイヤーストッパーを外壁全体に作る事が出来ます。

気密

気密は現代の住宅にとって非常に重要になっています。
まずなんと言っても隙間があると隙間風が入ってきて単純に寒いですよね。
また、現代の住宅は換気が義務づけられていて隙間をわざわざ作る必要がありません。

【気密シート】

元々がスカスカな構造の木造住宅は十分に注意しないと隙間だらけになってしまいます。
そこで使われるのが樹脂で出来た空気を遮る気密シートです。
これを使うことにより家中をぐるりとラッピングし、空気や湿気の移動を制御します。

全ての工事で気密測定を実施し、気密レベルを0.5以下にすることを目標に施工します。

【窓】

日本でよく使われる引き違い窓を使わず、トップターン、ドレーキップといった北欧の気密性に優れた木製サッシを採用していることも気密性の高い大きな理由の一つです。

デザイン

様々なデザインを実施することが出来ます。
素敵な北欧スタイルを一緒に作っていきましょう。

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