家の性能

家の性能

プレキャストコンクリート

kanadeの基本躯体はプレキャストコンクリート。
壁、床・天井だけでなく基礎ももちろんプレキャストコンクリートです。
品質の安定した工場で作られた、36N/m㎡という高強度コンクリートのコンクリートパネルを現地にて組み立てます。
現場打ちで問題になりがちな作業員のレベルに左右されない高品質なRC住宅が作れます。

壁式コンクリート構造

kanadeの工法は壁式コンクリート構造と言われる壁と床(天井)で構造を作る仕組みです。
イラストのような箱をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
木造で言うところの2×4工法と同様です。木造の在来軸組工法はラーメンコンクリート工法という物になります。

この壁式コンクリート構造は現存するあらゆる工法の中で最も安全な工法と言われ、原発にも採用される信頼性が非常に高い物になります。
地震時でも極めて被害が少ない事がこれまでの調査でわかっています。

防災

高断熱(外断熱)

北欧ホームズの標準断熱は200㎜の高性能グラスウールを外断熱にしています。
厚さだけをとっても2倍ですから殆ど熱橋のない外断熱の特徴で2倍以上の効果が見込めます。

蓄熱

コンクリート住宅は外断熱化することによりコンクリートの構造体を蓄熱体として使うことが出来ます。
無断熱のコンクリート住宅ではこの蓄熱性がアダとなり暑さ寒さが倍増してしまいましたが、断熱材が外にあるお陰でコンクリートは快適な生活温度をため込みます。

温度が下がったときは暖かい温度を放出し、温度が上がったときは温度を吸収します。
このことにより温度変化が極めて少ない温熱環境を実現できます。

屋根・天井断熱

kanadeの屋根/天井断熱は一般的な木造住宅の1.5倍の断熱レベル
夏の熱気をシャットアウトし冬の暖気を逃がしません。

置き屋根・混構造タイプ=グラスウール300mm
陸屋根=発泡プラスチック系 高性能断熱材200mm

基礎断熱

kanadeの下部断熱も外断熱の基礎断熱。
標準で150mmの発泡プラスチック系断熱材を巻き床下への冷気の侵入を防ぎます。

トリプルガラス+木製サッシ

kanadeの北欧製窓(トリプル木製サッシ)は世界最高レベルの断熱性能になっています。
性能そのものは樹脂と大きな差はありませんが、家の中で大面積を占める窓を木製にすると家がしっとりとデザインされます。

木製サッシは一般的にメンテナンスが必要ですが、メンテナンス不要なアルミクラッドと呼ばれる外部をアルミでカバーした製品を採用することにより(一部オプション)ノーメンテナンスでお使いいただけます。

またオプションになりますが4枚ガラスのクアッドガラスもお選びできます。

日射カットサッシ

日差しの強い九州では冬の断熱ももちろんですが、夏の日射カットが大きなテーマになります。
それが簡単にできるのがサッシに内蔵されたブラインド付きの窓になります。
大きなコストアップなく効果的に日射遮蔽をすることが出来ます。

長高耐久 200年寿命

kanadeに使うコンクリートは建築学会基準で200年の耐用年数になっています。
鉄筋コンクリートの寿命はほぼ鉄筋の耐久性とイコールです。
鉄筋をサビさせないためには厚いコンクリートに深く埋込み酸素と水をシャットアウト。強度が高ければ高いほどアルカリが強くなるので鉄筋の錆び=酸化を防ぐことができます。kanadeで使う36N/mmのコンクリートは一般的なコンクリートの1.5倍から2倍程度の強度になります。

木材と異なりコンクリートは白アリや腐れなどの心配はありません。

耐震等級3 水平震度0.3

kanadeは耐震等級3を標準としています。
また、kanadeの採用する壁式コンクリート工法は最も安全と言われ原発もこの方式を採用しています。
実際にこれまで様々な地震に壁式コンクリート構造も木造と共に経験してきましたが、その被害は木造と比べまさしく軽微、と言って良いほどで開発の過程では耐震等級3にする必要がないのではないかという話も出るほどでした。

コンクリート住宅と木造住宅は同じ耐震等級3といっても実は差があります。
耐震設計はその建物がどのくらい揺れるか、によって計算の求め方が異なります。
地面の揺れではなく建物の揺れの大きさによって決まるので、揺れの少ない壁式コンクリート構造は設計上はある意味過剰なほどの強度を持っています。

遮音・防音性

壁式コンクリート工法のkanadeは他のどんな構造よりも遮音性が高くなっています。
音を止めるには質量を大きくすると効果的なのですが、壁式コンクリート造は最も重く隙間のない構造です。
15cmのコンクリート壁は50db(500Hz)の遮音性能があると言われています。
それに加え200mm厚の高性能グラスウールが吸音をしてくれ静かな空間を作ってくれます。

窓の遮音性

換気システム

kanadeでは熱交換型換気システムを採用。
2時間に1回の空気の入れ換えをすることが法律によって義務づけられています。
結構多いな、と思う方もいらっしゃると思います。
せっかく温めたり冷やしたりした空気を捨ててしまうのはもったいないですし、なにより外気の冷たい温度が入ってくると不快です。
これを簡単に解決できるのが熱交換型換気システムです。
80~90%の熱を回収し、外気を温めて室内に供給します。

kanadeではメンテナンスが1カ所で済むダクト式換気システムを採用しています。

床下エアコン

暖かい床は特に女性にとっては憧れではないでしょうか。
複雑な仕組みではなく、床下にエアコンを置きそれを冬場動かすことで床が暖かくなります。
家の一番下で温めるのでそのまま上の方へ徐々に暖かさが伝わっていき快適な温度を維持することが出来ます。

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